「安定と信頼のライター」という講評が自信に。3ヶ月のゼミは人生の宝物です

さとゆみビジネスライティングゼミ3期を受講された蝶野結衣子さん。蝶野さんは、クラウドソーシングで執筆実績を作り、ライター6ヶ月目の現在は企業と直接契約を結んでお仕事をするまでに活躍されています。ゼミでの思い出やお仕事を獲得するコツを、さとゆみがインタビューしました。


Q1:今のお仕事について教えてください。

A1:現在は、ライターの仕事と、医療系ベンチャー企業のコンサルティングやリサーチの仕事をしています。2022年11月からライターを始めたので、今、丁度6ヶ月目ですね。ランサーズやクラウドワークス、Wantedlyを使って、ライターの仕事を増やしていきました。

Q2:ライターの仕事をしようと思った理由を教えてください。

A2:働き方がいいなと思ったんです。ライターの仕事なら家でもできるし、子どもが寝たあとでも働ける。理想的な働き方ができそうだなと感じました。子どもの頃から本を読むことが好きで、書くことに興味がありました。さとゆみさんの著書『書く仕事がしたい』を読んで面白そうだと感じたことも、ライターを仕事に選んだ理由の一つです。

Q3:小さなお子さんがいらっしゃると、家で仕事ができると働きやすいと思います。

A3:子どもが寝たあとでも仕事ができますし、柔軟に働けています。最近は夜中の2時~3時頃に寝ることが多いです。仕事じゃなくて、マンガを読んでいるときもあるんですけど(笑)。Webtoonと呼ばれる縦読みするマンガが好きで、転生した悪役令嬢系や追放された聖女系の作品をついつい読んでしまいます。

Q4:転生系マンガ、私も大好きです(笑)。

A4:転生系マンガを読んでいて不思議に思っていることがあるんです。女性主人公の悪役令嬢系だと、大体0の状態からスタートしてのし上がる。でも、男性主人公だと、チートになってのし上がるんです。この違いが不思議だなと感じています。ぜひ、若者研究をしている方にその理由を聞いてみたいと思っています。

Q5:私も興味あります! 取材をして答えがわかったらぜひ教えてください。
さとゆみゼミを受講してみて、いかがでしたか?

A5:ひたすら楽しかったです。赤字をもらえたことが特にうれしかったです。今までお仕事をしてきたクライアントさんは、「てにをは」のような日本語の誤りには赤字を入れてくださっていました。でも、さとゆみさんは、書かれている内容や構成などの根本的な問題から赤字を入れてくれるので、自分の課題が見つかったなと感じています。

Q6:赤字について、そのようにポジティブな気持ちで受け止められるのは、この先にライターをしていく上でとても大事だなと思います。ポジティブというか、客観的な分析ができることですね。必要以上に落ち込む必要はない。課題を見つけて、次に指摘されないようにできれば良いわけなので。

A6:私の課題は、読者の思考する順番で記事を構成しなくてはいけないということ。ある課題で私の書いた原稿が、原稿を初めて読む読者からすると、流れが少しちぐはぐになってしまっていたことがありました。さとゆみさんから「読者の目の玉に自分の目の玉を置く」という視点を学びました。

Q7:先日、CORECOLORで、東洋経済オンラインの吉川明日香元編集長のインタビュー記事を掲載しました(「できること」だけに目を向けたら、全員「できる人」。東洋経済オンライン/吉川明日香編集長【編集者の時代 第5回】)。そのインタビューで、吉川元編集長が「タイトルの20文字ですら読者の思考順に並んでいないとダメ」とおっしゃっていました。タイトルの語順を変えるだけでも、アクセス数が増えるのだそうです。単語が置物のように置かれているタイトルは読まれない。タイトルが思考順に並んでいると、自分事として捉えられるのでクリックしてもらいやすくなるそうです。

タイトルのような短い文だけでなく、記事の本文のような長い文章になると、さらに構成が重要になっていきます。とくに大事なのは、「読者と一緒に発見していく」こと。インタビュアーが先回りして相手が言うべき答えを書いてしまうと、読者にとっての発見がなくなってしまうと感じます。

A7:さとゆみゼミでの学びは、家庭でも活かされています。ゼミでは、一つのことを深く聞いていく「タモリ式」について教えていただきました。それを、5歳の息子との会話で実践するようになったんです。「今日は誰と何をして遊んだの? そのときどう思った?」と彼に聞いても、最初は「わからない」と言っていました。でも、だんだん様々な答えが返ってくるようになったんです。うちの子どもだけでなく、5歳くらいの子どもは「わからない」と口にすることが多いと思います。でも、それは「わからない」のではなく、「話し方がわからない、伝え方がわからない」だけだったんだと気づきました。最近は、彼の世界というか、彼が何をどう感じているのか、深く知れるようになってきたと思っています。

この発見を通して、さとゆみゼミが、ライターさん以外にも開かれていることにはすごく意味があると感じました。書く仕事をしていなくても、「取材者としての生き方」は人生を豊かにしていくと思いますね。

Q8:素敵なお話をありがとうございます。ライターの技術は、横にスライドできることが多いので、人生の様々な場面で活かせると思います。ぜひ、これからもゼミで学んだことを一石二鳥、三鳥、四鳥と活かしていってください。

約半年前にライター業をスタートしたそうですが、どのように仕事を獲得していきましたか?

A8:私のライターデビューはランサーズの案件でした。息子が小学校受験をする予定なので、小学校受験をテーマにした記事を書ける案件を探していたんです。案件は見つかりましたが、私は応募条件から外れていました。でも、「私だったらこういうことが書けます!」と、いくつか記事の案を添えて応募してみました。すると、文字単価1円で採用していただけたんですよ。週2本記事を書いて掲載していただいたので、この仕事で実績を積み上げることができました。

他にも、趣味で日本舞踊や茶道をやっているので、日本文化に関する記事を書く案件を探したり、看護師免許を持っているので医療系の記事を書く案件を探したりして、仕事を獲得していきました。徐々に文字単価を上げていきましたが、クラウドソーシング系の案件は、文字単価がMAX5円くらいなんです。頭打ちを感じて、企業と直接契約できる仕事を探そうと、Wantedlyで求人を探すようになりました。

Q9:趣味や資格を活かしたり、当事者であることをアピールしたりして文字単価を上げていく方法、私も勉強になります。Wantedlyでは、どのようにして仕事を探しているのですか?

A9:Wantedlyは「編集・ライティング」の職種で検索ができるので、求人を見つけやすいと思います。私は医療に興味があるので、医療関係の会社の求人をチェックしていました。今一緒に仕事をしている会社さんは、Webデザイナーを募集していたんです。でも、「Webデザイナーを募集しているということは、ライティングができる人も必要ではありませんか?」とメッセージを送りました。さとゆみゼミで習ったような明確な企画書を送ったわけではありませんが、今までの執筆実績をお伝えしたうえで、「私は貴社のWebメディアにあるインタビュー記事が書けると思います」と提案しました。カジュアル面談を経て、お仕事をいただけるようになりました。

Q10:たしかにそのやり方だと、原稿料が上がるだけでなく、得意なジャンルで執筆できるので、クライアントから評価されやすいでしょうね。

A10:私の場合、興味のある・ないが明確なんです。たとえば、ガジェット系はあまり興味がありません。でも医療に携わる方のインタビューや、「がんはなぜ転移するのか」といった医療に関する専門的な記事はとても興味があります。興味の持てることを書けているので、楽しく仕事ができていると思いますし、クライアント様からも評価していただいていると思います。

Q11:お医者さんはブランディングが大変という話を聞いたことがあります。ライターがお医者さんのプロフィールやインタビュー記事を書くことは、需要があるかもしれません。
書く仕事をしていて、楽しさを感じるのはどんなところですか?

A11:クライアントが求めているものを書けたときは快感があります。クライアントのニーズ以上のものを提供したいので、様々なことを念入りに調べて書くようにしています。自分にしか書けない文章を書いて、評価していいただけるととてもうれしいです。

インタビューの仕事は特に面白いと感じています。それは、実力が顕著に出るからだと思うんです。まとめ記事を書くような仕事だと、そこまで他の人と差が出ないのかなと感じています。それに比べてインタビュー記事は、準備の段階からライターの勝負が始まるので面白いです。

Q12:インタビューでは、どんな準備をしていますか?

A12:ひたすら相手をインターネットで検索して、著書を読んでいます。あと、企画を立てた人に、どんな意図でこの企画を作ったのか話を聞いています。先日、体験サービスの記事を書く仕事がありました。企画を立てられたのが編集者さんではなかったので、企画を作った方につないでいただいてヒアリングしました。企画の意図、体験に参加する人のベネフィット、この取材対象者を選んだ理由などを確認しました。何のためにこの記事を書くのかをしっかり把握して、企画から外さない記事を書けるように心がけています。

Q13:そこまで考えてやっていただけると、クライアントはうれしいと思います。ライターを始めて半年で、どんどん仕事が増えていく理由がわかります。私、そこまでできているかなと我が身を振り返って反省してしまいました。頑張ります。

A13:公務員時代は、私の存在は大きな仕事のほんの一つの小さな歯車にすぎないと考えていました。だから、自分にどれくらいの実力があるのか、あまりわからなかったんです。でも、ライターの仕事は自分の実力を肌で感じられるので、わくわくしています。実際に取材に行くと、一次情報が捕まえられます。一次情報から文章を組み立てていくこともとても楽しいです。

Q14:この仕事は、常に人と出会っていく仕事ですよね。新しく出会う人の数がどんどん増えると楽しいし、実は、メンタルが安定していくと私は思っています。たくさんの人と出会うから、一つ一つにくよくよしていられないんです。一つの現場で上手くいかなくても、次の現場では「さとゆみさんのインタビュー原稿、最高です!」と言ってもらえたりする。私は、フリーランスのそういうところが気に入っています。

A14:たしかに、そういう意味では、フリーランスの仕事は精神衛生がいいなと感じています。公務員時代は、2年ごとに異動があったので、2年は同じメンバーで働かなくちゃいけない場合が多かったんです。上手くやっていくために、人間関係にストレスを感じている人もいたのではないかと思います。

Q15:先ほど歯車という言葉がありましたが、ライターの仕事は、いろんなクライアントさんごとに関わり方があるから、きっとこれからも楽しい経験がいっぱいできる気がします。コンサルティングもしているということですが、コンサルのお仕事は、過去に経験があったのでしょうか?

A15:いいえ。ありませんでした。コンサルの仕事は最近始めたばかりです。政府の方針や取り組みをリサーチして、クライアントに伝え、どのように対応していくかなどをご提案しています。最初に文章でまとめて報告して、あとからオンラインミーティングで説明するような仕事です。

Q16:ゼミ中、ライターになってまだ日が浅いのに、どうしてこんなに書けるんだろうと思っていました。コンサルティングやリサーチは、膨大に調べた資料からインサイトを見つけて、分析していくような仕事ですよね。ライティングの仕事に似ているところがあると感じています。

前職の頃から書くことには慣れていたんでしょうか?

A16:うーん、どうでしょう。前職では法令改正をはじめとする、様々な行政事務に従事してきました。その中の一つに「国際会議などにおける日本政府の対処方針」を作るという仕事がありました。対処方針とは、たとえば国際会議に参加するときに、日本としてどんな発言をするか、採択する場合にはどんな立場をとるのか、といったことを文章でまとめたものです。私が作った対処方針は省内の関係部局がまず確認をします。「この表現は相応しくないので直してください」と言われたら、それを直す。省内で固まったら、外務省に確認してもらって、また意見をもらって修正してという流れです。最終的に、この方針でいいかどうか幹部のほうまで上げて、OKが出てから、実際の会議で発言されます。

そのため、対処方針のような行政文書は書き慣れていました。

Q17:前職の経験で、今のライターの仕事に活かされていることはありますか?

A17:各局と調整して方針を作る過程は、インタビュー原稿を書く仕事に近い部分があるかもしれません。

国の代表のスピーチ原稿を作っているときは、関係各省・各局にとって「どの表現までだったら許されるだろう」とよく考えていました。たとえば、大臣・副大臣・政務官といった政務三役が国際会議に出席して、日本代表としてスピーチをすることになったとき、単に正確なだけのスピーチだとつまらないものになってしまいます。各国の代表の心を動かすために、方針を正確に伝えながら、どこまでより良いスピーチにできるのか。国際会議に出席する政務三役・関係各省・各局の一致する点を探りながら方針を作っていました。

そうやって試行錯誤する過程で得たものは、インタビュー原稿を書く際にも活きていると感じます。取材相手の意図を汲んだり、傷つく表現がないか考慮したりする点で、とても役立ってると思います。

Q18:この先、やっていきたいことはありますか?

A18:10年後の未来はまだ描けていません。これまで私は、「自分の未来は自分で作りにいく」というスタンスだったんです。でも、国家公務員をやめて、そういった考えがなくなってしまったと感じています。今は、できることをやっていこう、積み重ねていこうと考えています。

ただ、さとゆみゼミ3期(土曜)の同期メンバーの中で、「年商1000万円を目標にしよう」というブームがありました。だから、10年後にはそれくらいスケールできるようになったらいいなと思っています。夫が働けなくなったり、息子が海外留学したいと言ってきたりしたときに、「じゃあ、私がお金出すわ」と言えるようなお母さんになっていたいですね。年商1000万円はすごく夢があるなと思います。公務員時代にはなかった夢ですね。

Q19:公務員だと、どんなに残業しても天井があって、ここまでしか稼げないというラインがあると思います。年商1000万円は夢がありますよね。

ただ、年商1000万円を目指すには、ライティングだけでは難しいかもしれません。コンサルティングの仕事もそうですが、ライティング以外の仕事と組み合わせて目指す金額かなと思います。たとえば、インタビューの仕事を通して人の話をたくさん聞くと、多くの知見を持てるようになります。すると、商品開発やサービス開発のアドバイスができるようになる。原稿料とは別のお財布を作れると思いますね。ライターは一次情報が集まってくる場所にいるから、様々な仕事につながっていきやすい。仕事に広がりがあれば、年商1000万円は十分にあり得ることだと思います。

あと、もう一つライターで夢があると感じるのは、不労所得。印税です。水物なので、どれほど稼げるかはそのとき次第ですが。

A19:ブックライティング(書籍のライティング)にはとても興味があります。私は著者として本を書くことにも、ブックライターとして本を書くことにも、どちらにも興味があります。著者としては、日本のマインドを海外の人にわかりやすく紹介するような本を書きたいと考えています。具体的には、新渡戸稲造の「武士道(Bushido: The Soul of Japan)」のようなイメージです。

Q20:日本文化を深く理解していても、外国語に堪能でなかったり、海外の事情に詳しくなかったりする方はいると思うので、それが書けるなら、仕事の幅が広がっていくと思いますね。ブックライティングは、お子さんがまだ小さくて、家でできる仕事を増やしたいと考えているなら、とても合っていると思います。

A20:はい。ブックライティングは家に居られる時間が長いので、子育てをしながら柔軟に仕事ができそうだなと感じています。あと、私はマルチタスクよりシングルタスクのほうが向いているんです。一つのことをずっと考えていたいので、ブックライティングの仕事は自分に合っているかもしれないと思っています。

ひとつ、質問をしてもいいですいか? 今後、ライティングとコンサルティングの仕事のバランスで悩んでいくのではないかと思っています。さとゆみさんは、何を基準に仕事のバランスを考えていましたか?

Q21:私の場合、人とテーマと報酬の3つで考えています。この3つのうち、2つに納得感があると、あまり不安にならないし、不満も出てこないなと感じています。

そして、契約を長くしないように気をつけています。コンサルだと3年契約のような仕事が多いのですが、「できれば1年ごとに更新させてくれませんか」と先方に伝えています。大学で准教授をしていたときも、1年ごとの更新だったので、自分の働き方のスタイルを考えて、3年目でおろさせてもらいました。週に1回大学に行って講義をするとなると、時間と場所に縛りがあって、私にはあまり向いていないと感じたからです。自分の体調や家族の状況の変化もあるし、先々の予定をガチガチに決めるのではなく、フレキシブルに動けるようにしてきました。

お子さんの年齢や状態も影響するかもしれませんね。先ほども、ブックライティングは在宅でできる仕事範囲が大きいので、私は子どもが小学校に入るくらいまでは、ブックライティングを仕事のメインにしていました。

A21:ありがとうございます。「長期契約をしないようにする」という視点はありませんでした。参考にします。

それから、もう一つ質問させてください。さとゆみさんは「知ることは愛すること」だとよくおっしゃっているかと思います。たしかにその通りだと思うのですが、一方で、知ったからこそ、仲が悪くなってしまうこともある気がします。離婚など、縁を切る方向に進む人たちもいますよね。それは一体どうしてなのでしょう。嫌な質問になってしまっていたら申し訳ありません。書くことにも関係ない質問かもしれませんが……。

Q22:いえいえ、全然嫌な質問じゃないです。面白い質問、大好きです。

ちょっと考えてみたいです。まず、ライティングに関しての「知ることは愛すること」について。『書く仕事がしたい』にも書きましたが、取材相手のことを真剣に知ろうとすると、どんな人にも良い側面があることを発見する。だから、その相手を愛せるようになることが多いという意味で話をしました。

この場合、取材をする相手、つまり、「他人に近い状態の人」を知るという話ですよね。また、知ろうとする行為自体も、心が通いやすくなるひとつの要素だと感じます。というのも、こちらが真摯に相手を知ろうとすればするほど、相手はいい人であろうとしてくれることが多いんですよね。なぜなら、「この人は自分に興味を持ってくれている人だから大切にしよう」と無意識に思うのだと思います。その場合、こちらも相手のことを好きになれることが多いと思います。

でも、元々深い付き合いをしていたり、強いつながりを求めていたりする相手とは、どうしても相容れないことがあるかもしれません。上司や同僚くらいの距離感だと、「ちょっと嫌なところもあるけど、ここは好きだから、そこだけを見よう」と、見るところを選べます。でも、家族や親友となると、良い側面だけを見続けることは難しいかもしれません。

だから、正確にいうと、「知ることは、愛することができる部分が増える」いうことなんだと思います。だけど、そうではないこともある。愛するところが増えたとしても、憎むところが増える可能性もあります。

これは暫定解なので、改めてもう少し考えてみようと思います。とても面白い問いでした。

A22:ありがとうございます。書く仕事をして生きていくうえで、参考になるお話を聞かせていただきました。

さとゆみさんにゼミの最後で、「“安定と信頼”のライターさんだね」とおっしゃっていただけたことが、私の自信につながっています。先日、原稿に想像以上の赤字が入ったことがありました。でも、「私はさとゆみさんに“安定と信頼”のライターだと言われている。きっと、この編集者さんは、他のライターさんの原稿にも同じ量の赤字を入れているに違いない」と思えたんですよ。そのおかげで、必要以上にくよくよせず赤字を受け止めることができました。さとゆみさんの言葉が、3ヶ月のゼミの中で一番の宝物です。この言葉を胸に、これからも書いて生きていこうと思います。


(構成・文/玄川 阿紀)

プロフィール
蝶野結衣子(ちょうのゆいこ)

医療ライター・伝統文化ライター
1984年生まれ、東京在住。

慶應義塾大学および聖路加国際大学を卒業。リサーチアシスタントを経て、厚生労働省で国家総合職として勤務。その後、ライターに転身。
主に医療や伝統文化に関するインタビュー記事・SEO記事を執筆している。
資格:看護師・保健師・養護教諭
趣味:日本舞踊・茶道・着物
家族:夫・息子(5歳と0歳)

ポートフォリオ
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Yuiko Chono in Japan